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食べないのに太る原因とは?

食べないのに太ると主張する人がいます。
しかし、これは不思議でも何でもありません。しょせんダイエットの原則は、摂取カロリー>消費カロリーになると太るのです。つまり食べないのに太るという人は、たとえ少食であっても消費カロリーが少ないので、相対的に摂取カロリーが多くなっているのです。

この原則に立った上でまとめると、食べないのに太るという人は以下のような状態になっていると考えられます。すべて当てはまることもありますし、そうでないこともあります。

  • ちょこちょこ間食を摂っている
  • 食事の回数が少ない
  • 食事量が少なすぎる
  • 基礎代謝量が少ない
  • 運動量が少ない
  • 寝る直前に食べている
  • 睡眠不足になっている
  • ストレスが多い

ちょこちょこ間食を摂っている

食べないのに太るという人の1日をよく観察してみると、小まめに間食を摂っていることがあります。たとえば飴玉をよくなめるとか、ですね。そのほか清涼飲料水をよく飲んだり、果物の果糖は太らないと思ってたくさん食べていたり・・・。でも、これらはれっきとした糖分ですから、余分に摂取すれば体脂肪へと蓄えられます。

一度、今日は何を口に入れたのか、記録してみてはどうでしょうか?
もちろん飴玉一個、ガム一枚に至るまでです。すると、意外に多くのカロリーを摂取していることに気づくかもしれません。

食事の回数が少ない

食べないのに太るという人に限って、食事の回数が1日2回とか1食だけというケースが多いものです。本人はダイエットのためと思って頑張っているのですが、じつはそれこそが太りやすい生活パターンなのです。

相撲取りの食生活をご存知ですか?
彼らは1日2食です。そのほうがよく肥えるからです。朝食を抜いて昼にドカ食いし、そのあと昼寝することによって体脂肪を蓄えていきます。そして夕食でも、ドカ食いするのです。一見、食べないのに太ることがあるわけです。

食事の回数が少ないということは、言い換えると食事同士の間隔が長いということ。もし間食をまったく摂らないとすれば、その間、血糖値がかなり下がります。すると、肝臓のグリコーゲンが底をつくことに。ぶどう糖は脳と血球に、つねに供給しなければなりませんから、絶やすことはできません。でも低血糖状態で、しかも外部から入ってきませんから、体の筋肉を分解して、ぶどう糖を作り出し始めます。これを糖新生といいます。

食事の回数が少ないと、たしかに体脂肪も減っていきやすいですが、同時に筋肉も減っていきます。筋肉量が減るということは、基礎代謝や熱量も減ることを意味します。その結果、少ない摂取カロリーであっても、太りやすい体質になるのです。

食事の間隔が長い生活習慣を続けていると、毎日、筋肉がどんどん”つぶされて”いくことになります。その結果、筋肉がほとんどない、締りのない体となります。あなたは筋肉がほとんどないのではないでしょうか?取り入れる摂取カロリーは同じでも、毎日少しずつ基礎代謝量が減っていきますから、ますます太りやすくなるのです。これが食べないのに太る原因の一つです。むしろ「食べないから太る」ということです

朝食抜きダイエットとか夕食抜きダイエットは、空腹感のために辛いだけではなく、結局は太りやすい体質を作るだけです。これは低炭水化物ダイエットとかケトン体ダイエットでも、同様です。極端な食事制限によって、糖質が不足すれば、筋肉がつぶれていくことは同じだからです。

もし少食によって基礎代謝を落としたくないのなら、同時に筋力トレーニングを習慣にするしかありません。低カロリーであっても、筋トレをすれば筋肉の異化はある程度防げるからです。しかし少食では、運動のためのエネルギーも湧かないでしょう。また少食では、栄養バランスを維持することが難しくなります。

そのほか食事の回数が少ないと、体は飢餓状態と察します。
体脂肪はたくさんあるので不足する心配はありませんが、糖質が不足すると脳が飢餓状態と認識するのです。そうなると、なるべく体脂肪を消費しないように、倹約モードに入ります。基礎代謝が減るわけです。脳に飢餓状態と認識させないためには、最低でも1日120グラムの糖質を補給しなければなりません。

食事の間隔が広すぎると、食事の時間になったときに、「今のうちにエネルギーを蓄えて、いざという時のために備えよう」と体が反応します。しっかり食べていれば、必要以上のカロリーを消費しようと働くところが、食事誘導性熱産生の量も少なくなるのです。これも、食べないのに太る理由です。前述した相撲取りが太っていく原理です。

運動量が少ない

食べないのに太るという人は、きっと運動が嫌いな人でしょう。
体を動かすのもおっくうに違いありません。動かなければ、生活活動代謝が減るので、当然太りやすくなります。

人間の全消費エネルギーは基礎代謝が7割で、生活活動代謝が2割程度ですから、決して多くはありません。しかし運動しない人は、その2割分の消費ができないわけです。また筋肉が非常に少ないですから、基礎代謝量も少ないということになり、全消費エネルギーが決定的に少ないということになるのです。

食べないのに太るという人は、いきなりエクササイズを始めるのは大変でしょうから、軽いウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか?

そのほかソファーにもたれたり、横になってばかりいないで、姿勢をよくすることも大切です。事務ワークが多い人は、その間ずっと姿勢をよくすることによって、かなり消費カロリーを増やすことができます。

寝る直前に食べている

食べないのに太るという人は、寝る直前まで食べ物を口にしていないでしょうか?食べ物は、それを摂取する時間帯によって太りやすかったり、そうでなかったりします。

とくに夜間は、副交感神経が優位なので、体脂肪として蓄えられやすくなります。また寝る前に食べたものは、うまく消費できないので、睡眠中に体脂肪へと蓄えられやすいのです。

寝る3時間以内は、ものを食べないということは、痩せるコツであり、ダイエットの鉄則です。もし寝る時間と食事時間が近い人は、これを離すだけでもダイエット成功へと一歩近づくことになります。

睡眠不足やストレス

そのほか食べないのに太るという人は、睡眠不足や不眠症、浅い眠りだったり、ストレスが多かったりします。

睡眠不足になるとレプチンが減ってグレリンが増えることにより、食欲が増進しがちなので注意する必要があります。ストレスが多いと浅い眠りとなり、成長ホルモンの分泌量が減るので、寝ている間に脂肪が蓄積されやすくなります。